一覧に戻る
Samsun Galaxy Gear Live届きました!
一週間使ってみました。小さなデバイスですし、表示される内容も多くはありません。正直あまり期待してはいなかったのですが、以外にも便利だということがわかりました。まず、重要なメールが着信した時だけ、バイブと共に通知が表示されます。ちらっと腕を見れば誰から来たメールの内容もすぐにわかって、意外に便利です。あと、以外にも歩数計がお気に入りです。初期設定では1万歩が目標に設定されています。歩数がいつでも手元に表示されるので、エスカレータと階段があれば、ついつい階段で歩数を稼ぎたくなっちゃいます。1万歩を達成すると、「目標の歩数に到達しました」とちょっとお祝いしてくれます。心拍数計も今のところ楽しく使っています。正確性はイマイチですが、健康管理としては十分だと思います。普段は60〜70ぐらいで、まあ男性の平均値ぐらいですが、今日わかったのは、人前でスピーチする前は心拍数が100回ぐらいまで上がって、緊張しまくっている自分を再認識。なるほど、緊張すると心拍数はこれくらいまであがるのね、と認識しました。充電は1日しか持たないのが唯一の欠点ですが、スマートフォンを充電台に置くときに同時に充電するようにしているので、そんなに苦には感じません。音声認識は便利ですが、駅のホームや電車の中では当然恥ずかしくて使えないので残念です。雑踏を歩きながら思いついたフレーズや買い物リストをちょっとメモするのにはかなり便利だったりします。入力した内容はGoogle Keepに登録するように設定していますので、あとからスマホやPCで確認できるのもいいですね。
Android Wear、かなり気に入っちゃっています。はやくオリジナルアプリを作りたい!というわけで、今日も翻訳しながら理解を進めていきたいと思います。
ウェアラブルアプリケーションの作成と実行
ウェアラブルアプリはウェアラブルデバイス上で直接実行され、ウェアラブル特有であるセンサ、アクティビティ、サービスその他の低レベルハードウェアへアクセスすることができます。
Google Play ストアに公開するなら、ウェアラブルアプリを含んだセットとなる携帯用アプリも必要です。ウェアラブルはGoogle Play ストアに対応していないので、ユーザーがセットとなる携帯アプリをダウンロードすると、自動的にウェアラブルにウェアララブル用アプリが送信されます。携帯向けアプリは重い処理、ネットワーク処理、その他の作業を行ってウェアラブルに結果を送信するのに便利です。
このレッスンでは、デバイスまたはエミュレータを設定し、ウェアラブルと、携帯アプリを含むプロジェクトを作成する方法を身につけます。
Android Wear エミュレータまたはデバイスを設定する
より良いユーザ体験を判断するためには実際のハードウエアで開発することをおすすめします。しかしエミュレータも異なるタイプのスクリーン形状をテストするのに役立ちます。
Android Studio バージョン0.8以降と、Gradle バージョン0.12以降が必要です。
java6以上が必要です。ここからjava7JDKをインストールして(java8は敬遠)、Android Studioをダウンロード、インストールします。
Android Wear仮想デバイスを設定する
Android Wear仮想デバイスの設定方法
- Tools > Android > AVD Managerをクリック。
- Create…をクリック。
- AVDを設定します。その他はデフォルト値のままにしておきます。
- AVD NAME – AVD名です
- Device – Android Wear の丸型か四角型かを指定します。
- Target – Android 4.4W – API Level20
- CPU/ABI – Android Wear ARM(armeabi-v7a)
- Keybord – Hardware keyboard presentを選択
- Skin – Deviceで選んた形状にあわせ、AndroidWearRoundもしくはAndroidWearSquareを選択します。
- Snapshot – 選択しません。
- Use Host GPU – ウェアラブルの通知でカスタムアクティビティをサポートするためには選択します。
- OKをクリック。
- エミュレータを起動します。
- 作成した仮想デバイスを選択します。
- Start…をクリックしてLaunchをクリックします。
- エミュレータが初期化されAndroid Wearのホーム画面が表示されるまで待ちます。
- 携帯とエミュレータをペアリングします。
- 携帯にて、Google Playから「Android Wear」アプリをインストールします。
- 携帯とパソコンをUSB接続します。
- AVDの接続ポートを接続された携帯デバイスへ向けます。(携帯を接続するたびに行う必要があります)
adb -d forward tcp:5601 tcp:5601
- 携帯でAndroid Wearアプリを起動し、エミュレータに接続します。
- Android Wearアプリの右上隅のメニューから「Demo Card」をタップします。
- カードを選択するとエミュレータ上のホームスクリーンに通知として表示されます。
Android Wearデバイスの設定
Android Wearデバイスの設定方法
- Google Playから提供されるAndroid Wearアプリを携帯にインストールします。
- アプリケーションの説明に従い携帯とウェアラブルをペアリングします。これが出来れば、同期した携帯の通知をテストすることが出来ます。
- 携帯でAndroid Wearアプリを開いたままにしておききます。
- USB経由でパソコンにウェアラブルを接続するため、開発したアプリを直接インストールできます。ウェアラブルとAndoroid Wearaの両方にデバッグ許可の問合せメッセージが表示されます。
- Android Wearアプリでは、Always arrow from this computerにチェックを入れ、OKを押します。
Android StudioのAndroid toolウィンドウにウェアラブル端末のシステムログが表示されます。adb devicesコマンを実行した時にウェアラブル端末が表示されるはずです。
プロジェクトの作成
開発を始めるには、ウェアラブルと携帯のアプリケーションモジュールを含んだプロジェクトを作成します。Android Studioで、File>New Projectをクリックし、プロジェクトウィザードの指示に従いプロジェクトを作成します。ウィザードに従い、次の情報を入力します。
- Configure your Projectウィンドウで、アプリケーションメイトパッケージ名を入力します。
- Form Factorsウィンドウで
- 最初のAdd an Activityウィンドウで携帯端末用の空のActivityを追加します。
- 2つ目のAdd an Activityウィンドウで、Wear用の空のActivityを追加します。
ウィザードが完了するとAndroid Studioはプロジェクトに「mobile」と「wear」の2つのモジュールを作成します。これでアクティビティ、サービス、カスタムレイアウトなどを作成するための携帯用とWear用の両方を含むプロジェクトが出来ました。携帯用アプリでは、ネットワーク通信や重い処理や多くのユーザーとのやり取りが必要なタスクを行います。通常それらが完了したなら、ウェアラブル端末に対してノーティフィケーションまたはウェアラブル端末との同期及びデータ送信で通知します。
注意:Wearモジュールには、デバイスのスクリーンが丸型か四角形かによりレイアウトを生成するWatchViewStubを使ったHello Worldアクティビティも含んでいます。WatchViewStubクラスはwearable support libraryで提供されるUI widgetクラスの1つです。
ウェアラブルアプリをインストールする
開発時は携帯用アプリのようにアプリをウェアラブル端末にインストールすることができます。adb installコマンドまたはAndroid StudioのPlayボタンを使います。
アプリを公開する準備ができれば、携帯向けアプリにウェアラブル用アプリを組み込みます。ユーザがGooglePlayから携帯向けアプリをインストールすると、接続されたウェアラブル端末が自動的にウェアラブル用アプリを受信します。
注意:デバッグキーで認証したアプリではウェアラブル用アプリの自動インストールは機能しません。リリースキーのみで機能します。完全なウェアラブル用アプリのパッケージ方法の詳細についてはPackageing Wearable Appsを参照してください。
「Hello World」アプリケーションをウェアラブル端末にインストールするには、Run/Debug configuration ドロップダウンメニューからwearを選択し、Playボタンをクリックします。
アクティビティがウェアラブル端末に現れ、「Hello World!」と表示されます。
適切なライブラリのインクルード
プロジェクトウィザードの一部として、適切な依存関係がbuild.gradleファイルの適切なモジュールとしてインポートされます。それらの依存関係が必要なければ次の記述を読んでそれらが必要かどうか調べます。
通知(ノーティフィケーション)
Android v4 support library(もしくはv13。これにはv4が含まれています)には携帯上で既存の通知を拡張するためのAPIが含まれています。 ウェアラブルのみに表示される通知の場合には、ウェアラブル上の通常のフレームワークAPI(APL Level 20)だけを使い、プロジェクトのmobileモジュールからはサポートライブラリを削除できます。
ウェアラブルデータレイヤー
Wearable Data Layer APIでウェアラブル端末と携帯端末の間でデータを同期または送信する場合、最新バージョンのGoogle Play servicesが必要です。それらのAPIを使わない場合、両方のモジュールから依存関係を削除します。
ウェアラブルUIサポートライブラリ
これは非公式のライブラリで UI widgets designed for wearablesに含まれます。ベストプラクティスが示されているためアプリで使用することを推奨しますが、常に変更され続けます。しかしながらライブラリがアップデートされたとしても、アプリケーション内にコンパイルされているのであなたのアプリが動かなくなるということはありません。アップデートされたライブラリから新機能を使うためには、新しいバージョンに静的リンクし、それに応じてアプリケーションを更新する必要があります。このライブラリはウェアラブルアプリの作成にのみ適用できます。
次のレッスンでは、ウェアラブルのレイアウトデザイン作成だけでなく、プラットフォームでサポートされている様々な音声操作の方法についても学習していきます。
次へ:カスタムレイアウトの作成 >
[…] ィ、サービス、カスタムレイアウトなどを作成するための携帯用とWear用の両方を含むプロジェクトが出来ました。 [紹介元] ウェアラブルアプリケーションの作成と実行 | Smartphone-Zine […]