ロボティクス入門として、ROS入門機として定番のTurtleBotシリーズに新しくTurtleBot3が加わります。
TurtleBot3とは?
ROSの管理団体であるOpen RoboticsとROBOTISが共同開発しているROS対応のモジュラータイプロボットシステム「Turtlebot3」シリーズです。現在ワッフルとバーガーという2種類が販売されるようです。
2017/6/1から購入可能になるようですね。5月は教育機関向けアーリーバードを販売中でした。そちらは既に完売済。
TurtleBot3の特徴
TurtleBot3は教育、研究、製品開発向けの小型ロボットです。
オープンソースソフトウェア及びオープンソースハードウェア
TurtleBot3はオープンソースのロボット用ソフトウェアであるROS上で動きます。ハードウェアもすべてオープンになっていて、ロボットを構成するパーツのCAD情報が全てインターネット上で閲覧できます。ですから今すぐあなたの3Dプリンターでパーツを印刷してロボットを組み上げることも可能です。メインコントローラーボードのOpenCRもオープンであり、設計が公開されています。
そのため、その気になれば全て自分で作成して、ソフトウェアをインストールし、動かしてみるということが可能です。メインコントローラーボードの基盤を基板屋さんで作ってもらって自分でハンダ付けすればカスタマイズした基盤だって作れます!
カスタマイズ可能
TurtleBot3は自由にカスタマイズ可能です。ワッフルというベース部品を自由に組み合わせることでいろいろな形のロボットを作成することができます。既に販売が決まっているワッフルとバーガーというタイプの他にも「フレンズ」と言う、車、マニュピレーター、セグウェイ、運搬車、モンスター、タンク、オムニホイール、メカナム、バイク、トレイン、亀ロボット、キャリアといった12種類の形状、設計の違うロボットが用意されています。
それらフレンズ達の部品データもCADデータが公開されているため、プリンターで印刷可能です!
価格
気になる価格はバーガーが5万4千円、ワッフルが17万円です。