【ドラレコ】Raspberry Pi Zero 2 W の電源LED・電源ボタン用ホルダーをCADで作成する。

電源ボタン用ホルダーを3Dプリンタで印刷

先日購入したLED付き押釦スイッチをバイクに設置するため、ボタンのホルダーをCADで作成します。使用するCADとしては、以前はBlenderで作っていましたが、最近はFreeCADで作ってます。FreeCADとても使いやすいですね。FreeCADで作るようになってからは簡単なモデルなら今までの5分の1のくらいの時間で作れてしまいます。

できたデータを3Dプリンタで印刷します。3Dプリンタで定番のPLAはとても印刷しやすい材質ですが、硬度が高い反面、衝撃などにはあまり強くありません。 また、耐熱温度が低く、60℃程度でも力を加えると曲がってしまうので、バイク部品には向いていません。

今回はABSで印刷しました。ABSのほうが強度や耐久性に優れています。 特に 耐衝撃性、耐摩耗性、靭性、耐熱性 にも優れているためバイク用部品の印刷にはピッタリです。

ボタンに取り付けてみました。ピッタリハマりました。

簡易防水にするため、ボタンの後ろ側、ケーブルの隙間にレジン液を流し込んで紫外線に当てて硬化させます。これで多少の雨なら問題ないでしょう。レジンだけだと隙間が空いたので、さらにグルーガンで隙間を埋めておきました。

バイクには両面テープで取り付ける予定です。

完成して取り付けた様子がこちら。

   「ここに完成画像」

基本的にはバイクのキーONでラズパイ起動ですが、キーOFF後、すぐにONにした場合はまだコンデンサに電気が蓄えられているためラズパイが起動してくれないことがあります(一度電源を抜いてから刺し直さないとラズパイが再起動しないというアレです)。そんな時にはこのボタンを押すことで再起動させることができます。

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