SQL Serverでの ‘+’ 演算子

+ (文字列連結) 演算子は、長さがゼロの空の文字列に対して使用するときと、NULL、または不明な値に対して使用するときでは、動作が異なります。長さがゼロの文字列は、間に文字を挟まない 2 つの単一引用符で指定できます。長さがゼロのバイナリ文字列は、16 進定数で指定したバイト値を持たない 0x で指定できます。長さがゼロの文字列の連結では、常に 2 つの指定された文字列を連結します。NULL 値の文字列を操作した場合、連結の結果はセッションの設定によって決まります。NULL 値に対して実行される算術演算の場合、既知の値に NULL 値を追加すると、結果は通常、不明な値になります。同様に、NULL 値に対して実行される文字列連結演算でも、NULL の結果を生成する必要があります。ただし、現在のセッションの CONCAT_NULL_YIELDS_NULL の設定を変更することにより、この動作を変更できます。
NULLになる可能性のある+(文字列連結)は、ISNULL()を用いること。

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