SUSE Linux 10.0 OSSのインストール方法
Apache2とTomcat5の連携
Networkインストール方法
今回はFTPによるNetworkインストール方法を紹介します。
最初は「Networkインストールは難しい」というイメージを持っていましたが、なれればCD一枚で済むので楽です。何枚ものISOイメージをダウンロードしてCDを作成するよりも楽です。
今回はSUSE Linux 10.0 OSSをNetworkインストールし、Apache2とTomcat5をインストールします。
また、ApacheとTomcatは連携して動作する方法も説明します。
インストール準備
まず、openSUSEよりInternet Instration Image をダウンロードします。本家からダウンロードするのではなくミラーサイトより取得すると良いでしょう。私はここから取得しました。
取得したboot.isoからCD-ROMを作成してください。
インストールの開始
作成したCDから起動すると次のような画面になります。
[Instration]を選択し[Enter]を押します。
次の画面でエラーが表示されますが[Enter]で次に進みます。
Select the anguage.画面が表示されますので[Japanese]を選択します。
Choose the keybord map.画面が表示されますので[Japanese]を選択します。
[Start Installation or System]を選択します。
[Start Installation or Update]を選択します。
Choose the source medium.(媒体の選択)画面が表示されます。
[Network]を選択してください。
今回は[FTP]を使用します。
今回はDHCPサーバが存在するので[Yes]を選択します。DHCPサーバを用意していない場合、[No]を選択してIPアドレスを入力します。
FTPサーバのアドレスを入力します。FTPサーバは近いところが良いでしょう。openSUSEのサイトのMirrors Released VersionページのInstallation Repositoryで確認します。今回はftp.jaist.ac.jpを使用しましたがftp.novell.co.jpでもOK
です。
[No]を選択します。
[No]を選択します。
SUSEのサイトのMirrors Released VersionページのInstallation Repositoryで確認したディレクトリを入力します。
ftp.jaist.ac.jpであれば
/pub/Linux/openSUSE/distribution/SL-10.0-OSS/inst-source/
ftp.novell.co.jpであれば
/pub/suse/opensuse/distribution/SL-10.0-OSS/inst-source/
を入力します。
インストール用ファイルのロードが始まります。
インストーラが起動しています。
ライセンス同意画面で[はい、ライセンスに同意します]を選択し[次へ]
「ドライバ起動を確認する」ウィンドウが開いたら[OK]を選択します。
時計とタイムゾーンを設定します。[アジア]、[東京]が選択されている事を確認して[次へ]
デスクトップシステムを選択します。[KDE]を選択して[次へ]
パッケージ選択の検証が始まりますのでしばらく待ちます。
インストール設定が完了しました。問題なければ[完了]ボタンをクリックします。
確認画面が表示されたら[インストールする]を選択します。
インストールが始まりますのでそのまましばらく待ちます。(筆者の環境で約一時間かかりました)
ルートユーザーのパスワードを入力し[次へ]
「ハードウェアの確認」ウィンドウが表示されたら[続行]を選択します。
[インターネットとの接続をテストする]を選択し[次へ]
インターネットとの接続テストが行われます。
インターネットとの接続テストが完了すると「オンラインアップデート可能」ウィンドウが開きます。ここでは[アップデートしない]を選択して[OK]をクリックします。
ユーザー認証方法画面で認証方法を選択します。
通常は[ローカル(/etc/passwd)]を選択して[次へ]
通常使用するユーザを作成します。ここでは[推奨]ボタンをクリックしてlxuserを作成します。
リリースノートが表示されます。[次へ]をクリックします。
ハードウェア設定を確認し[次へ]
お疲れさまです。これでインストールが完了しました。
[完了]ボタンをクリックしてください。
完了ボタンを押すと再起動されます。
再起動後にカメレオンのデスクトップ画面が表示すれば成功です!