Raspberry Pi Zeroの時はこういった基盤を使って、シャットダウンさせてました。
こんなもの無くても、実はボタンを1個用意するだけでシャットダウン対応する方法があるんです!!
早速、Raspberry Pi Zero 2 Wでも出来るのか試してみます。
ラズパイゼロ2Wの情報
Raspberry Pi Zero 2 Wのデータシートはこちら。
こちらによると、
Broadcom BCM2710A1, quad-core 64-bit SoC(Arm Cortex-A53 @ 1GHz)
となっています。
そのためOSは64Bitを選択しました。開発はCUI上で行う、おそらくバイクに載せた時もCUIで使うと思うので、Lite版(=デスクトップ環境なし)にします。
OSインストール
まずは、OS入れてきます。RASPBERRY PI OS LITE(64-BIT)を選択します。
解像度の設定を行う
インストール終わり、ユーザ名パスワードなど設定完了したら、ディスプレイに合わせて設定変更しておきます。
# uncomment to force a console size. By default it will be display's size minus # overscan. framebuffer_width=1024 framebuffer_height=600 # uncomment to force a specific HDMI mode (this will force VGA) hdmi_group=2 hdmi_mode=87 hdmi_cvt=1024 600 60 5 0 0 0
hdmi_cvtの設定は解像度により異なります。他の解像度の場合は、Adjust Resolution for Raspberry Piを見て設定します。
ここから今回の本題、ボタンを押してラズパイをシャットダウンします。
GPIO3に繋いだボタンの長押し1000msでシャットダウンする設定です。
sudo vi /boot/config.txt
dtoverlay=gpio-shutdown,gpio_pin=3,active_low=1,debounce=1000
設定したら再起動して有効にします。
これだけで、GPIO3に繋いだボタンを押してシャットダウン出来るようになりました!
今までOn Off基盤を使って苦労していたのが嘘のようにあっという間に完成です!!