Raspberry Pi 5 に kubectl をインストール（arm64用）

コンテンツ

アーキテクチャ確認

$ uname -m
aarch64

Zsh

→ aarch64 または arm64 が返ってくればOK（32bitだと armv7l などになります）

kubectl バイナリをダウンロード

クラスターをを構成するRaspberry Pi 5上で実行し、バージョンを確認

$ kubectl version
Client Version: v1.33.0
Kustomize Version: v5.6.0
Server Version: v1.33.0

Zsh

今回は、v1.33.0がインストールされていることが確認できた。

$ curl -LO "https://dl.k8s.io/release/v1.33.0/bin/linux/arm64/kubectl"

Zsh

※ 最新バージョンは https://kubernetes.io/releases/ で確認可

実行権限を付与し、パスを通す

$ chmod +x kubectl
$ sudo mv kubectl /usr/local/bin/

Zsh

インストール確認

$ kubectl version --client
Client Version: v1.29.0
Kustomize Version: v5.0.4-0.20230601165947-6ce0bf390ce3

Zsh

kubectl補完設定（便利な機能）

コマンドを補完してくれるようになるので設定しておくと便利です。

$ echo "source <(kubectl completion bash)" >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc

Zsh

設定ファイルをコピーしてくる

別ノードからKubernetesクラスタにアクセスする場合は、KUBECONFIGファイルのコピーが必要です。マスターノード（raspi-cp01）の以下の「~/.kube/config」ファイルをコピーします。

$ mkdir -p ~/.kube
emboss@raspi-ctrl:~ $ scp pi@raspi-cp01:~/.kube/config ~/.kube/config
config  　　　　                         100% 5650     7.4MB/s   00:00
$ ls -la ~/.kube
total 16
drwxr-xr-x  2 emboss emboss 4096 May  2 05:33 .
drwx------ 24 emboss emboss 4096 May  2 05:33 ..
-rw-r--r--  1 emboss emboss 5650 May  2 05:33 config

Zsh

パーミッション変更

~/.kube/config が root 所有になっている場合、一般ユーザーで使うには権限変更が必要：

$ sudo chown $(id -u):$(id -g) ~/.kube/config

Zsh

動作確認

$ kubectl get nodes
NAME         STATUS   ROLES           AGE   VERSION
raspi-cp01   Ready    control-plane   30h   v1.33.0
raspi-cp02   Ready    control-plane   26h   v1.33.0
raspi-cp03   Ready    control-plane   26h   v1.33.0

Zsh

無事実行出来るようになりました。